1/28 ソクジンさんを好きな理由

 

私は一貫して、BTSは相互補完関係をもっている、と考えているので、役割という言葉を使うのはなんだかしっくりこなくてモヤモヤしますが、ある一面としての役割と考えてもらえたらと思います。

彼だけがもっている役割ではなくて、私が彼のこんな部分も好きだと思ったところです。



ジンニムのこと、最初はそこまで考えていなかったのですが、彼が理解不能な人間であることが頭の中を大きく占めてしまって、そこからキムソクジンについて考え、今少しずつですが整理しています。

理解不能の根底をなしていたのは、彼がメンバーに与える何か、彼が考えている何か、彼を彼たらしめている何かです。 

 

これを解く鍵になったのがある方のモーメントでした。鋭くかつ明確に、キムソクジンという人間について言語化されていて、その日はずっとジンニムのことで頭がぐるぐるしてた気がします…すでに素晴らしいので、言うことなしですが、それを基盤として私が更にモヤモヤしていたところを、下記から整理をかねてまとめています。

自分用でもあるので今後また変わるかもですが忘れないように。 


考え始めた当初、ジンニムはBTSの弛緩剤の働きを持つ人なのかもと考えていました。けれど、それだけじゃない、むしろそれ以上だと思います。 
弛緩剤というのは、ダンス・パフォーマンスのレベルの高さ、歌唱力のレベルの高さ、ビジュアルの高さ、全てにおいて圧倒的に高い能力と才能と努力をもつBTSに対してレベルは高いが圧倒的なものではないキムソクジンという人間が、私達がBTSへ触れられる、見ることができるようにさせてくれているような、そんなイメージです。 

でも、キムソクジンは弛緩剤ではなく、私達をBTSと繋げてくれる″″中間者″″であり、また、メンバーの″″安定剤″″であるように今は感じていて。 
弛緩剤だと、BTSをレベルを下げているように捉えられかねないと若干感じるので、言葉をもっと考えろ!と過去の私に言いたい。 

 


まず、後者の安定剤というのは、ぼんぼやep2を見てしっかりとしたものに変わりました。ネタバレができないので分かる人しか分からないですが、ナムジュンの言葉を優しい声色で相槌をうち、(そんなこと)起きないよ、という言葉は優しいのに強く、私が聞いていても安心感をうけて、あぁ、絶対起きない、大丈夫だって。すごい肯定力で。

きっとメディア外の彼、特に二人で真剣に話す時のキムソクジンは優しい言葉で話を聞いてあげているのかもしれない。安心感も同時に与えているのかもしれない。 

(話は少しずれて、ジョングクがなんだかんだジンに懐いているのは、グクもジンに安心感をもらっていたのかもしれないなと思います。自信がなくて人見知りで、そんな彼に大丈夫だよ、って言っていたのはキムソクジンなのかもしれない。(これはまだ妄想の範囲です)) 

 


少し脱線して、キムソクジンについて以前に疑問を抱いたものをもう少し細分化すると、

①ジンがナムと話した際に、こいつ本気だ!って影響をうけた、というインタビュー記事に、まるで受容が多い人のように見えるけど、ジンは他のメンバーに影響与えてるよね?と思ったこと

②どう考えても花様年華やwingはジンがある種キーパーソンであるよね?なんで…?ということからです。 

①に関しては、「ジンがナムに影響を与えられた、というのは分かる。でも、どうしても今の状況からして、ナム>ジンにはみえない」と感じました。

年功序列が厳しい韓国ではあるけど、年齢うんぬん以前に、ジンがナムに与えたものがある、という感覚がしたんですよね。 

ナムジュンは見ていて分かるように、何か一つのものから受ける感覚やインスピレーションや、感情が他の人よりも多い人なんだろうなって思います。

だからジンからも感じ取ったのかもとも考えられるけれど、それだけじゃないような気がしてモヤモヤ。

そして、やっぱり違って、ナムジュンは大きなキムソクジンからそれ以上に感じ取ったものがある、という認識の方が近いと思います。ボンボヤep2で私が垣間見たものです。 
そしてこれが、先述した安定剤の役割をもつキムソクジンの存在へと至ります。

まだ他のメンバーのことを知りきっていない新規なので憶測かもしれないですけど、BTSのメンバーって繊細な方が多い気がするんですよね。

直近だと、ボンボヤの絵画をみて感嘆してしまうテテは、この子は美術はもちろん、それ以外にも私が思う以上に何かを受け取って、考えて、見てしまう子なのかもしれない、と印象的でした。(普段の行動からもそんな印象を抱く) 
そんな繊細なメンバーの安定剤となっているのが、キムソクジンではないのかな。 

②に関しては、失礼ながらキムソクジンはビジュアルが一位なわけでも、ダンスが特別うまいわけでも、歌がとても上手なわけでも、リーダーでもない。なのにどうして彼はキーパーソンなんだ…?って不思議だったんです。 

先日ようやく購入したCDが届いたので聞いていたのですが、初期の頃は加工?してでも攻撃的な曲に合わせるように攻撃的な歌声になっていたんですよね。

ダミ声というか。でも途中から彼の本来の歌声になっていた。あの優しい声で、しかも彼のパートだけちょっとメロディーというか、音調というか、変わるんですよね。あまり音楽に詳しくないので確証が得られないのですけど… 
私が感じたのは例えばdangerで、(日本語ですが)「惑わせるなもう!」とか「ダメだおい、ふざけてるのか」とか、他のメンバーは結構攻撃的なメロディーや歌声ですが、ジンのパートは「君が遠くて、でも会いたくて、壊れそう」と、メロディー優しくなってないか!?と同時に、歌声がいいなって思いました。 
だから、最初は攻撃的な歌の弛緩剤かなと思ってたんです。

でも弛緩剤という言葉ではあまりにも表現力にかける。うーん、では何だろうと、ここでお言葉お借りして、アーティストであるBTSをアイドルとさせているのがキムソクジンなのか?という仮説も立てて見ましたが、それもなんかしっくりこなくて… 

それで①と関連づけて思ったのですが、元々、自信のない人達がBTSだけど、そこからはじめに抜け出したのがキムソクジンなのかもしれないと思いました。

それは長男だからじゃなくて、キムソクジンという人間だからこそできたことで。自信のない者がそこから抜け出すにはとてもパワーがいることで。

そしてそれは、メンバー達に愛を、そして私たちに愛を与えてくれているものだと思うんです。

それによって二つを繋げるきっかけになっている、いわゆる中間者になっているのではないか。これが先述した前者の中間者の意味です。 

 


中間者であるキムソクジンが繊細なメンバーと私達を愛で繋げて、アーティストであるBTSと私達armyを繋げて、それがBTSとarmyという「アイドル」を生み出しているのかもしれない……だからこそ私にとって新しいジャンルなのかもしれない………と壮大なことを考えてしまったわけです。

そりゃあ②で疑問に思っていたキーパーソンとなるわけです。 

私はそんな彼が好きで、ずっと笑っていてほしいなと思います。

彼が笑っている姿が大好きですし、きっとみんなも好きだろうなと思います。 
ありがとうジンニム、貴方は私の推しです…今日もとても素敵だよ……